投資が怖かった私が、資産形成を始めるまで|初心者が最初にやった5つのこと

投資には興味がある。
でも、難しそうだし、お金が減るのは怖い。

独身の頃の私は、ずっとそう思っていました。

そんな私が2022年、結婚をきっかけに投資を始めました。

最初にやったのは、

① 証券口座を開く
② NISAとiDeCoを始める
③ 積立額を決める
④ 投資先を選ぶ
⑤ 始めてからも勉強を続ける

という、ごく基本的なことです。

でも当時の私は、その一つひとつで迷いました。

この記事では、「初心者ならこうすればいい」という正解ではなく、投資が怖かった私が、実際にどんな順番で始めて、どこで迷ったのかを書いてみます。

同じように「興味はあるけれど、なんだか怖い」と感じている方に、ひとつの体験談として読んでもらえたら嬉しいです。

目次

投資は気になる。でも、貯金の方が安心だった

独身の頃の私は、特にお金のかかる趣味もなく、節約もそれほど苦ではありませんでした。

使わなかったお金は、そのまま少しずつ貯金へ。

周りには投資をしている人も多く、私自身も興味はありました。

それでも、

「難しそう」
「何から始めればいいの?」
「せっかく貯めたお金が減ったらどうしよう」

という不安の方が大きく、結局、独身の間に始めることはありませんでした。

そんな私が実際に動いたのは、2022年に結婚してからです。

もともと投資をしていた夫から、

「貯金しているだけではもったいないんじゃない?」

と言われたことが、きっかけのひとつになりました。

「まずは自分でも調べてみようかな」

ずっと「気になるけれど怖い」で止まっていた私が、ようやく動き始めました。

私が資産形成を始めるときにやった5つのこと

ここからは、2022年当時、私が実際にやったことを順番に振り返ってみます。

今なら違う選択をすることもあるかもしれません。

それでも当時の私は、分からないことを一つずつ調べながら進んでいきました。

① 楽天証券で口座を開設した

まずは、投資をするための証券口座を開設しました。

とはいえ、

「そもそも、どこで口座を開けばいいの?」

というところからのスタートです。

銀行で投資商品を購入する方法もありましたが、調べたうえで、私はネット証券を利用することにしました。

もともと楽天銀行の口座を持っていて、楽天カードや楽天ポイントも普段から使っていました。

夫から勧められたこともあり、最終的には馴染みのあった楽天証券を選びました。

「楽天証券が絶対に一番」と判断したわけではありません。

私の場合は、

普段から馴染みがあり、ここなら始められそう。

それも決め手のひとつでした。

② NISAとiDeCoを始めた

証券口座を開設したあと、NISAとiDeCoを申し込みました。

当時は今以上に制度について詳しくなく、

「資産形成をするなら、NISAとiDeCo」

と、なんとなくセットのようなイメージを持っていました。

iDeCoについては、老後のお金を準備するという目的にも惹かれました。

iDeCoは、原則として60歳になるまで資産を引き出すことができません。

当時の私は、この「簡単には引き出せない」という特徴を、

途中で使ってしまわず、老後のために積み立てていけそう

と捉えていました。

将来の年金に加えて、自分でも少しずつ準備しておけば安心かな。

そんなふうに考えて始めました。

今振り返ると、「なんとなくセット」というところから始めていたのですから、本当に初心者だったと思います。

③ 家計と貯金を確認して、積立額を決めた

※私が投資を始めた2022年当時は、現在とは異なる旧NISA制度でした。ここでは当時の私の体験として書いています。

私が利用したのは、当時の「つみたてNISA」でした。

当時のつみたてNISAでは、年間40万円まで投資でき、購入した商品は最長20年間非課税で保有できる制度でした。

せっかく始めるなら、年間の枠をできるだけ使いたい。

そう考えて家計と貯金を確認し、その年に残っている月数から逆算して、毎月の積立額を決めました。

それまで考えていたのは、

「投資をするか、しないか」

ということばかり。

でも実際に始めようとすると、

「私は今、いくら持っているんだろう」
「毎月いくらなら積み立てられるだろう」

と、自分のお金そのものを見ることになりました。

自分のお金について改めて考えたことも、資産形成を始めて起きた小さな変化だったように思います。

④ 自分で調べて、オルカンとS&P500を選んだ

次に悩んだのが、

「それで、何を買えばいいの?」

ということでした。

そこで夫に聞いてみました。

でも、最初から答えを教えてくれたわけではありません。

「だいたい皆が選ぶものは一緒だから、自分で調べてみなよ」

そう言われ、本を読んだりYouTubeを見たりしながら、自分なりに調べてみることにしました。

そこで何度も目にしたのが、「オルカン」と「S&P500」でした。

分散投資や過去の運用実績、投資信託にかかるコストなどについて調べ、

「この2つがいいのかな?」

と夫に確認しました。

最後には夫からも、

「とりあえずオルカンとS&P500を積み立てておけば大丈夫」

と背中を押してもらいました。

私が選んだのは、

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

の2つです。

とはいえ、自分で調べたからといって、すべてをきちんと理解できていたわけではありません。

自分なりには調べた。
でも、まだよく分かっていないことも多い。

そんな状態でのスタートでした。

そして、もう一つ迷ったのが2つの割合です。

最終的に私は、

オルカン:S&P500=2:1

にしました。

当時はS&P500の過去の実績に魅力を感じる一方、米国だけに投資することには少し不安もありました。

そのため、世界のさまざまな国や地域に投資するオルカンを多めにしました。

もちろん、これは「2:1がおすすめ」という意味ではありません。

あくまで、当時の私が自分なりに考えて決めた割合です。

そして今振り返ると、気づくこともあります。

オルカンの中にも米国株は含まれています。

当時の私は、そこまで詳しく理解していませんでした。

自分で調べてみる。
それでも自信がないところは夫にも確認する。

最初の頃は、そんなふうに手探りで進んでいました。

始めたら、今度は毎日お金が気になった

こうして、ようやく積み立てを始めました。

ところが、不安がなくなったわけではありません。

最初の頃は心配で、毎日のように証券口座を開いていました。

昨日より増えていると、

「よかった」

減っていると、

「大丈夫かな……」

長期で積み立てるつもりなのに、目の前の値動きに一喜一憂していました。

それまで「貯金ならお金は減らない」と思っていた私にとって、自分のお金の金額が日々変わること自体に、まだ慣れていなかったのだと思います。

始める前は、

「投資を始めるのが怖い」。

始めたら今度は、

「お金が減るのが怖い」。

投資を始めれば、すぐに不安がなくなるわけではありませんでした。

⑤ 始めてからも、少しずつ勉強を続けた

積み立てを始めると、今度は新しい疑問が出てきました。

「このままでいいのかな」
「NISAの枠以外にも投資をしてみてもいいのかな」
「ほかに自分に合う商品はないのかな」

本やYouTubeを見たり、楽天証券の投資情報メディア「トウシル」の記事を読んだりしながら、勉強を続けました。

一つ分かると、また分からないことが出てくる。

その繰り返しでした。

その後、NISAの制度が変わって積立額を見直したり、仕事が忙しくなって投資のことをほとんど考えられなくなった時期もありました。

ずっと同じ熱量で投資について勉強してきたわけではありません。

そして数年経った今でも、私は投資については初心者だと思っています。

だから、このブログでも「投資について教える」というより、

調べたこと。
やってみたこと。
迷ったこと。
そこから気づいたこと。

そんな初心者の試行錯誤を、少しずつ残していけたらと思っています。

結婚で始めた資産形成。その意味は、子どもが生まれて変わった

振り返ってみると、私にとって結婚は、お金との向き合い方が変わるきっかけでした

独身の頃は、節約していれば使わなかったお金がそのまま貯金として増えていきました。

そんな私が2022年に結婚し、夫との会話をきっかけに投資を始めました。

二人で暮らすようになると、生活そのものが変わり、お金を使う場面も金額も増えていきました。

そして、その後の妊娠、出産。

今では、子どもの教育費や家族のこれからについても考えるようになりました。

生が変われば、必要なお金も変わっていく。

まだそんな未来を具体的に想像できていなかった2022年に、資産形成を始めておいたことは、今の私につながっています。

そして、子どもが生まれてから、もう一つ変わったことがあります。

それは、

「何のために資産形成をするのか」

ということでした。

投資を始めた頃は、

「貯金しておくより、少しでも増えたらいいな」

という気持ちだったと思います。

でも、2025年に子どもが生まれて、その意味は変わりました。

今の私にとって資産形成は、ただお金を増やすためだけのものではありません。

子どもとの時間を大切にしながら、自分の働き方や暮らし方を選べるようにしたい。

そのための「選択肢」を増やすものになりました。

この気持ちについては、以前の記事「子どもとの時間を大切にしたい。その想いが私の資産形成の始まりでした。」でも書いています。

資産形成そのものを始めたのは、結婚した2022年。

でも、

「何のために資産形成をするのか」がはっきりしたのは、子どもが生まれてから。

私にとっては、どちらも大切な「始まり」だったのだと思います。

まとめ|今も初心者。それでも、一歩踏み出してよかった

独身時代の私は、

「投資は難しそう」
「損をするのが怖い」
「何から始めればいいのか分からない」

と思いながら、結局始められずにいました。

結婚をきっかけに一歩を踏み出してからも、分からないことはたくさんありました。

始めたばかりの頃は、毎日の値動きに一喜一憂していました。

そして今も、投資について知らないことはたくさんあります。

これから、

「あのときはこう思っていたけれど、今は違うな」

と考えが変わることもあると思います。

それでも、

分からないことを調べながら、自分なりに考えて、一歩踏み出したこと。

それは、やってみてよかったと思っています。

そして今も、まだその途中です。

同じように、

「投資には興味がある。でも、なんだか難しそう」

と感じている方に、

「こんなふうに迷いながら始めた人もいるんだ」

と、少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいです。

※この記事は、私自身の投資経験をもとに書いたものです。特定の商品や投資方法を推奨するものではありません。投資には元本割れなどのリスクがあります。制度や商品の最新情報をご確認のうえ、ご自身の判断でご検討ください。

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